大きな夢と小さな夢

3月は行事が多い。特に今年は盛沢山だ。

もう中旬を超えたから、盛沢山な行事もあと一つ。

今週はけっこう山だった。

 

行事がたくさんある中、3回目のワクチンも打った。

前2回とも、腕の痛みくらいで済んでたから今回も甘くみていた。

しかし、3回目はタダでは終わらなかった。

打った翌日に発熱、39度まででた。数年前のインフル罹患以来の高熱だ。

そして、解熱後も頭痛と腕、リンパの痛みに悩まされた。

これがずっと続いたら今週の重要な行事に行けない、なんて不安になったが、症状は3日でおさまり、無事に17日を迎えた。

 

3月17日は、長い6年間の節目の日だったから、晴れ晴れとした気持ちで出席できるかとも思ったけど、あんまり晴れ晴れとした気持ちでは迎えられなかった。

6年間の出来事を思い返して、自己嫌悪にも陥った。

もう少し、こうすればよかった、ああすればよかった、式中後悔ばかりがよぎった。

帰ってから、とりあえず、我が子と二人でお祝いした。

でもお祝いモードにはなれなかった。

 

結局どうすればよかったのか、今となっては分からない。でも何とか学位はとれたし、何とかなりはした。

もう過去は忘れてこれからどう生きるか、それにかかっているのだろう。この6年間は決して無駄ではなかった。とても勉強になった6年間だった。でもここまですっきりしない終わり方は初めてかもしれない。

 

じゃあこれからどうするのだということだろう、結局は。

福山雅治の歌、思い出した。

生きてる生きてく

 

「大きな夢を一つもってた。

恥ずかしいくらいばかげた夢を

そしたらなぜか、小さい夢がかなってた」

 

こんな感じの歌詞だった。

私の大きな夢は、小さい夢をかなえてくれるだろうか。

 

そうあってほしい、強くそう思った。