からあげ

昨晩、夜中にふと目覚めると隣で目をぱっちりあけた我が子がいた。いつから起きていたのかわからないが、もう朝かと聞いてきた。時計をみると夜中の一時。我が子は眠れないと言っていたが、次に見たときはぐっすり眠っていた。子供の適応能力はすごい。昨日は、朝食後しばらく眠っていたし、外にはいかないと言い張ったし(結局、コンビニまでは行ったが)、夜は時差ボケで眠れないかもと思っていたが、そんな心配は無用だった。今もまだ寝ている。

昨日は夕方から、学会の基調講演?とウエルカムレセプションだったので、日中はホテルの部屋でゆっくりした。でも朝食が少なかったから空腹を満たすため、近くのセブンイレブンへ。我が子はサンドイッチやパンにひかれず(いつものことだが)、フライドチキン?のようなものを購入して食べていた。日本のローソンのからあげくんサイズのものを4個買い、2個食べたが、辛いからもういらんと言った。食べてみると確かに塩コショウがきいていて辛かった。我が子はそういえば、機内でもCAさんが一番後ろの席(空席なのはCAさんのための休憩席を確保するため?)でそばをすすっていたのをじーっと見て(我々も一番後ろの2座席だった。真後ろに酸素ボンベが置いてあった)、「あーおいしそう」と何度も言っていた。機内食がパスタとチキンとパンで、確かにあまりおいしくはなかった、我が子はパンだけしか食べなかった。外国の食事が口に合わないのか、ちゃんとしたレストランに行ってないから、だめなのか、そこはわからないが、我が子は外国の食べ物を微妙と思っているようだ。自分はパン好きだから、日本にいようが外国にいようが、パンさえあれば満足するタイプなので、それも我が子においしいものを食べさせてあげられない原因となっているのかも。

しかし、昨日ウエルカムレセプションで軽食がでていたが、その中に日本のからあげととても味の良く似たものがあった。それに我が子は大はまりした。結局何個食べたのかはしらないが、ことあるごとにウエイターさんが我が子のもとへそのからあげを運んでくれた。お気に召したことに気づいてくれたようだ。

我が子は大満足していたようだ。良かった。

今日も、朝から学会の中で食事が提供される。どんな料理がでるやらだが、自分は何が出てもあまり気にしないが、我が子はまたからあげのようなものを期待するだろう。我が子のおなかが満たされれば、と願う。