とにかく笑えれば

今日は母の日

忘れていたわけではないが、心がざわついていたので、準備ができなかった。

昨日、ようやく我が子の手をかりて、カードを作成。

後でお店が開く時間に、プラスアルファの贈り物を買って、送り出そうと思う。

世間ではこの一カ月が母の月となっているらしいから、届くのが明日になってもそれはそれで良しとしよう。

 

我が子は工作が好きだ。

今回のカードづくりもだけど、SNSでいろんなアイデアを見ては、自分で作ってみようとする。そのため何度も百均に連れていかされ、買わされた数々の物品もある。

今は、友達に”サヨナラ思い出アルバム”を作ってあげている。昨日、友達と遊んでいて、別れ際に、自分が引っ越していなくなることを悲しいと思うかって友達に聞いたらしい。そしたらそのうちの一人が号泣した、と昨日家に帰ってくるなり告げてきた。

この時期の別れは確かに普通じゃないし、突然のことだし、でも我が子なりにその出来事を整理してくれて、これまでの生活にお別れをする準備をしてくれている。友達が自分がいなくなることで泣いてまで悲しんでくれることや、思い出を心に残しておきたいからと、アルバムを作って渡したり、とか、子どもながらに善い人間関係が作れていたのだなと、感激した。良い人間関係が作れなかった自分を少し顧みたが、今はもう開き直りの境地だ。毎朝、「ひらきなおり~(^^♪」と思いながら残された日々を、てくてくてくてく、歩いて職場に向かう。

 

昨日、たまたま、ウルフルズの「笑えれば」という曲がかかっていたのを耳にした。これ、初めて聞いたのは名古屋にいるときだった。この歌に励まされながら、仕事、頑張っていた気がする。

 

これからの世の中、先のことは予想がつかなくなってきたが、日々を楽しく過ごす、我が子と、今日一日のことを笑いながら語って、夜眠る、そんな生活がしばらく続けば、それはそれでとてつもない幸せなことだ、心からそう思う。