かまいたち
八方塞がりの一年はあと2カ月で終わる。
ここ最近ずっと、気持ちが上がることはなく、重たい何かが心の真ん中をじんどっていた。笑顔もうまく作れていなかった気がする。
昔から自分はよく笑うほうだった。
楽しいことが大好きで、お笑いが大好きだった。
笑うことを忘れたくない。
いつも笑顔でいたい、そう思ってきたが、
2019年上半期は、よく悲しくなった。
何か責められているような気がして、できない自分が情けなく、涙が流れた。
大好きな夏が来て、少し気持ちも落ち着いてはいたが、気がかりはなくならず、ここ最近それが巨大化してきたから、ふさぎ込んだ。
このままじゃだめだと思いながらも、なかなか前向きになれない。
そして昨日の悪夢だ。
正夢にならないでほしいと切に願う。
今日は朝からやる気も出ず、ノルマにしている文献も読むことができなかった。
でも、今日は我が子を学園祭のお笑いライブに我が子の友達と二人つれていくことを約束していたし、車屋さんにも用があったから、落ち込んでばかりもいられなかった。約束通りの時間に子供たちを連れ、車屋さんで用事を済ませ、学園祭に行った。お笑いライブは、自分もひそかに楽しみにしていた。そして久しぶりにお笑いライブを見て大笑いした。楽しかった。我が子もものすごく学園祭を満喫していた。
行ってよかった。
某お笑いコンビのかたわれが自分は好きなのだが、彼らはもう15年もよしもとでやっているらしい。自分も頑張らねば、と思った。
まだまだ心の奥に居座っている重たい何かは消える気配はないけれど、とりあえず、できることから一生懸命やっていくしかないか、そう思った。
頑張れるだろうか、いろいろ言われてまた折れそうになるかもしれない。
でも前に進むしかないのだ。
そうするしかない。